ジャニーズ銀座2015 H公演

ジャニーズ銀座H公演、無事終了!お疲れ様でした!

今年は1公演、入ることが出来たので、どうにか自分の言葉で感想を…と思いパソコンに向き合って早1時間。進まない…。何から書けばいいのか分からない…。とにかく思うままにあちらこちら寄り道しながら進めてみる。

今回、土日がちょうど合宿だったというのもあって、レポを流し読むことしかできなかった。そんな私ですら初日に流れてきたレポの少なさと、セトリの曲数の少なさと、みんなの感想の少なさに愕然とした。“あまり期待しない方がいいのかもしれない” その時、たまたま一緒にいた友達に、思わずそう愚痴をこぼした。日曜日、初日と比べて明らかに増えたレポに少し安堵しながらも不安を抱えて最終日、自分の入る公演に挑んだ。

14時。どこからか流れ始めたSHE SAID…のイントロに心が震えた。何年か前、彼ら世代のJr.たちがよく歌っていた曲をまたここで聴けるとは…。ヲタクの心を掴む絶妙な1曲目のチョイスに、この2時間が最高のものになると確信した。Naked、サクラ咲ケと続いて少しずつ会場が温まってきた頃。私の頭の中で、「とんでもない所へ来てしまったかもしれない…!」という思いが過った。ベースを片手に踊る森田。彼からベースを受け取り弾き始める諸星。石垣と2人で即興連弾を披露する岸。その場で萩谷にリズムを教わり二人並んでドラムを叩く安井。開いた口が塞がらないとはこのこと。まるで異空間。ココハドコ?ワタシハダレ?キミタチハ、ホントウニジュニア?????そんな、気分。ステージ上で繰り広げられるアドリブのバンドセッションに客席は興奮、興奮、そして興奮。それでも決して客を置いてけぼりにはしないLOVE HOLIDAYのC&Rは、さすが!の一言に限る。この時点で私たちはもうすでにバンドの彼らのペースに巻き込まれていた。そして恋涙、Movin’on、Crazy Girlと続く洒落た曲の連続にもう完敗。一発KO。試合終了。おつかれさまっしたーーー!!!な気分。 “期待しない方がいいかも”だなんて言っていた過去の自分を殴り飛ばしてやりたかった。みんなごめん。ダンスに磨きをかけてきたSHOCK勢とトラジャのダンスエース森田が一緒に踊っている奇跡。そして一人でCrazy girlを歌い上げるのんちゃ…いやもはや野澤様。最高か。

そして続くVIVID。いやあ、噂では聞いていたけどこれすんんんんんんんんごいね!!!!!!!!!さすが!としか言えない萩安の二人で一つ感は本家に負けず劣らず。萩谷が青、安井くんがピンクの衣裳で出てきたときの衝撃…!本家も青とピンクだけど、この二人も謎選抜以降、このカラーが定着してるよね、運命か。えびサマリー時期から“萩安シンメ”として活動してきた二人だからこそ創り上げられるあの空気感。普段は、“萩ちゃん♡萩ちゃん♡”な安井くんが、この時だけは萩谷を信頼の目で見る表情には本当に震えた。まさに孤高。揺れた。あの瞬間、クリエが、世界が揺れた。(実際に地震があったんだけどみんな無事です。)

そしてBreak out。4人がステージ上に揃った瞬間、たっくさんの想いが溢れて止まらなかった。圧倒的なスタイルの良さとダンス技術で他を寄せ付けない森田、ピカイチのダンスセンスと美声を併せ持つ諸星、誰もが認める大きな存在感と安定感を味方につける安井、常に全力投球な姿と純粋無垢な表現力で愛される萩谷。滅多に一緒にやることのない4人だけど、揃った時の熱量とパワーは言葉にできない。最近の私がずっと求めていたのはこれかもしれない、ずっと見たかったのはこの光景かもしれない…。謎4厨亡霊復活の時…。

MC後。ラフな雰囲気で始まったアコースティックセッション。JOYをやりたい!というのんちゃんの一言で始まったのに、出だしの石垣くんソロはなぜか“雪が降ってきた”。他のメンバー全員きょとんで客もエッ!?の中、流れに乗った萩谷がリズムを刻んでJOYに軌道修正。なんていうか…、クリエのステージでこんなに平和な雰囲気の元、アコースティックセッションを見ることになるとは…!と。素敵だった…。もっと他の曲も見てみたい、と思ってしまうような空間だった。

そして萩安のダイスキデス!可愛い!なんっっじゃこの可愛さ!!!!!!!!!!普段の、ありのままの“萩安”の空気感を存分に表現するにはもってこいの一曲!衣裳も白を基調に、萩谷は青、安井くんはピンクの要素。平和。萩安はただの世界平和。この曲を歌う二人を見守る客席の柔らかい雰囲気に、彼らの愛され具合が分かって胸熱。ハァ。なんかもうみんなありがとう(泣) そして続く、PARTY MANIACS!!もはや何も言うことがない。言葉が出ない。この4人のこのパフォーマンスを見て心が動かない人がいるのか、いや、いないだろう。全員白基調の衣裳で、森田が黄色、諸星が緑の要素。それだけで胸が熱い。

石垣くん後藤くんのコントの流れで始まったモロササイズ。全員白Tに白パンツで出てくるとき、ラジカセ片手になんか変なこと呟きながら変な動きしてる奴いるな~~~~~~~って思ってたら萩谷だった…。自担まじ…。そんな彼のリズムに一緒に乗って、変なポーズと変顔と意味不明な歌で綺麗に締めて会場中を爆笑で包んでくれた諸星には本当に感謝。自担がいつもごめん、いつもありがとう。感謝してる(泣) モロササイズって、3年間、ずっと愛はタカラモノなのにマンネリ化することなく確実に爆笑をかっさらっていくから本当に諸星ってすごい。やはり彼は天才。安井くんソロのBAD DREAM。幕を降ろして、幕の前で歌って踊る安井くん。幕の裏で踊る3~4人の影を生かした演出。ただ踊る、ただ歌う、だけじゃないのがさすが。“魅せる”ことを一番意識していた曲なのでは、と思う。いや~さすがだな~。そしてFinally Over、言ったじゃないか、明日へのYELL、アンコールのHO!サマーと、最後までスピード感を見せたH公演。ずっと夢の中にいたような感じだった。何度も言うけど本当に異空間。こんなステージ見たことがない。

 

今回のジャニーズ銀座2015の出演者が発表されたとき、いわふか除いた謎選抜の4人が久々に揃うこと、確実に実力をつけてきたSHOCK組3人がいること、そしてバンドには欠かせない存在になりつつある石垣くん後藤くんがいること、H公演でこのメンバーが揃うことがまるで奇跡で鳥肌が立った。魅力的な公演にならないはずがない、そう私は確信していた。でもやっぱり巷ではマイナスな声もあって。胸を痛めながらも、彼らの化学反応をただただ信じた数か月だった。

ジャニーズ銀座2015を振り返るとたくさんの“事件”があった。トップバッターのA公演が当日券抽選参加人数の歴代記録を更新、ふぉ~ゆ~が近々大きなことをやるという光一くんの暴露…。

正直に言ってしまえば、私はH公演にサプライズは求めていなかった。そもそも普段からバラバラで活動するメンバーだから期待する声も少なかったけれど。ただ、ここ最近、謎選抜という言葉をよく見かけるなぁと感じていた。私自身、口にすることが確かに多くなった。2年も前のことなのに、なぜ今…。考えてみれば答えは確実にSix Tonesの影響、それに尽きる。彼らのファンは「バカレア」という言葉を発し続けてきた。少なくなってはいたけれど6人をこだわり続けてきた人は確かにいた。じゃあ、謎選抜はどうだろう。謎選抜クリエが終わったあと、ずっとこだわり続けるのは異端だという風潮があったように思う。いわふかはSnowManという帰る場所があるし、誰よりも本人たちがそれを望んだ。萩谷担としてそこに口出しをする勇気もなかったし、すのをすのとして応援したいという思いが確実に上回っていた。同時に、森田にもTravis Japanという帰る場所があった。言葉を選ばずに言うと私たちは“気を使っていた”。萩谷、安井、諸星の三人を応援することが、謎選抜として6人で活動していた期間を大切な物として守り抜く一番の逃げ道だと考えて、私は逃げることを選んだ。だけど、もう、そんなことは言っていられない。今回のH公演の4人を見て、抱えていた思いが爆発した。Six Tonesのファンがそうだったように、私たちももっとこの4人が好きです!!!6人が好きでした!!!って言ってもいいんじゃないかなって。あんなに心揺さぶられる4人のパフォーマンスを見て、社長が何も思わないわけがない。後必要なのは私たちファンの声だと、心の底から思う。私は萩谷慧悟が好き。萩谷を大切にしてくれる、Hメンバーみんな好き。そばにいてくれる、謎4ちゃんたちがとっても好きで大切。そんなことを思わせてくれたH公演は本当に貴重な時間だったと思う。