「私」


「お前誰やねん」的な。「結局何者なんじゃ」的な。
言ってること一緒ですが(笑)
askで自己紹介してほしいとの声をいただいたので、ざくっとぱぱっと手短かに自己紹介します。

◎りっち (りっちゃん)

◎血液型
なんちゃってA型 (O型じゃないよ♡)

◎身長
162cm。ちなみに小6から変わらない。この身長でランドセル。

◎出身
某桃太郎県
現場で私に会うと、きびだんごが貰えるかも!?(お供になってね♡)

◎趣味
ジャニーズ、食べること、バイト、観劇、カフェで1人ぼーっとすること
宝塚 ←【2015年最大の出会い】
ちなみに宝塚での容姿のどタイプは芹香斗亜さんと望海風斗さん。歌声はダントツで北翔海莉さん。
2014年の宝塚エリザベートで、芹香斗亜さん→ルドルフ(大我がやってた役)、望海風斗さん→ルキーニ、北翔海莉さん→フランツの役をされていました。
芹香斗亜さんはオーシャンズ11でライナス役(さなぴーがやってた役)を、北翔海莉さんはラスティー役をされたことも!
エリザもオーシャンズもゆーちゅーぶにあがってるので興味ある人は要cheeeeeck!

◎特技
バトントワリング(こう見えてちょっと体柔らかい)(マット運動大好きマン)

◎好きな食べもの
エンガワ、シュークリーム、チーズタルト(チーズ全般)
一緒にご飯食べたことのある人なら知ってると思うけど、金または量があるとほんっっとにいつまでも食べてます。一緒にたくさん食べてくれる男の子(みやだてくん)らぶ。

座右の銘
なんとかなる
(高校時代はひーくんのをパクって『今日の凄いは明日の普通』だったけど悲しきかな彼ほどのストイックさは持ち合わせてなかった。)

◎担当歴
デビュー組 → 京本大我 → 萩谷慧悟 → 仲田拡輝 → 萩谷慧悟

◎最近の悩み
前髪の分け目で彷徨うチョロ毛(言い方)

◎弱点
1)後輩からの「りっちゃんせんぱあ〜い♡」(該当者約3名)
2)たとえ社交辞令だとしても「痩せたね!」

◎最近一番のショック
髪の毛が紫に染まらなかったこと

◎好きなドラマ
「優しい時間」
ずっとこれが1位。30回以上は見てるのである程度のセリフとシーンは記憶済。

◎好きなJr.トップ15
萩谷慧悟(すべて世界一すき)(自担)
宮舘涼太(モグだてらぶ)
京本大我(目の保養)
仲田拡輝(顔、顔、そして顔)
(以下順不同)
諸星翔希(時に恋しくなる)(これは恋?)
森田美勇人(双子の片割れ)(ストイックモリタがすき)
安井謙太郎(いつもありがとう)(謎4♡♡)
真田佑馬(隠れストイックなとこ好き)
渡辺翔太(放っておけない)(泣き顔萌え)
辰巳雄大(抱かれた過去)(語弊ありすぎ)
福田悠太(抱かれたい)(直球すぎ)
冨岡健翔(宙を舞う姿)(なぜか見ちゃう)
神宮寺勇太(かわいい)
中村嶺亜(かわいい)
進撃の中村海人(←NEW!!!)

◎2016年の目標
ヨガと英会話を始める。煮物を作れるようになる。痩せる(←人生の目標)。はぎちゃんのCDデビューを見届ける(願望)。

 

………そもそも自己紹介ってこれで合ってる?

2015年現場総括

◎1月

【ジャニワ×2回】

・萩安真、急遽出演が決まる

:1月1日0時に更新されたメッセージ動画を見てざわつき始めた該当担。→ 朝刊に大きくゲネの写真が掲載。 → ばっちり写るはぎやす(しかもお顔が結構アレ) この流れ、いつ思い出しても正月から事務所に振り回された感はんぱなくて笑いそうになる(実際笑えなかったやつ)。何が凄いって、12月半ばに出演が決まった3人がなかなか重要な役回りだったってことだよね。がんばりました。三人もヲタも。

・1回目の観劇。

:すのーまんガチャで宮舘くん扉当選。みんなが「どの扉にしよう♡」と迷ってる合間を縫ってさっさと出たため次の人が来るまで時間があった。そして運良くまさかの宮舘くんとちょっとお話ができるというこの上ない幸運が舞い降りる。

:観劇後、あまりにも幸せでふわふわ街を彷徨い歩いていると気づいたら青山劇場の前にいた。(道中の記憶なし) 劇場の前で最後のプレゾンへの思いを馳せる。(チケットもなし) 青山劇場の前に流れる映像をムービーで撮り続ける。

・二度目の観劇。

:急遽手に入れたチケットだったのに、はぎやすジャンベフライングの近くの席。ラッキー。ガチャ扉はひーくん。背高いのに台の上に乗らないでください怖かったです。

【ガムパ×2】

・Six TONES(オンリー公演)

:大我がエリザベート出演が決まった直後だったのと、なかなかいい番号だったのとで、大我に「エリザおめでとう」団扇でお祝い。

・フラフープ回して遊んでたよね。

・スト&セク松公演も入った。

◎2月

【SHOCK】

・「5分に1回は観客を驚かせる」

:比喩の通り、とっても素晴らしくハラハラドキドキ、キラッキラの舞台だった。ジャニヲタ人生の中で一度は必ずSHOCKを観るという自分内目標達成。

◎3〜4月

【ガムシャラ!J's party vol.9 ×4回】

・久々の自担。久々のEX。

:はぎるい祭りに厨は死にかけた。入る度にはぎるいレポを流してた思い出。我らの尊いはぎるいよ、永遠に。

:はぎちゃん入学式とがっちゃんこ!の公演。出るに賭けてチケットを取ったにも関わらず不安でいっぱいだったため、幕が上がる前に聞こえたドラムの音で泣き崩れる。

・「怒られたら俺が責任取るから!」

:予定外のダブルアンコールに安井くんが放った一言は忘れられない。いつか大きな会場で、また聞かせてね。

◎5月

KAT-TUN

上田担の友達についていった初めてのKAT-TUNコン。こんなにも面白くてこんなにもかっこいい人たちだったなんて、なんで今まで気づかなかったのだろう、と。あの日私が見た景色は、4人での姿は、もう見られないのかもしれないけれど、確かに言えることはKAT-TUNは本当に素敵なグループだった。

【滝沢歌舞伎】

手を伸ばしたら届きそうな、新橋演舞場の小さな箱の中で、お七、忠臣蔵、鶴の舞、義経、Shadow Dance、そして、WITH LOVEとみるみるうちに展開していく3時間。滝沢歌舞伎独特の世界観と、全力投球の演者たちには毎度ながら脱帽です。

・しょーたん

:MCがんばりました。私が入るつい何日か前に、しょーたんの心ポキッと騒動があったので心配してましたが。かっこよかった。大喜利たくさん笑ったよ。

・みやだてくん

:たぶん私、このとき妊娠してた。(訳:かっこよすぎて記憶がないし気絶気味だったのかもしれない)

【Hクリエ】

・Happyクリエ

:「楽器隊」と呼ばれる人たちの底力を見た。今舞台にいるのはアイドル?アーティスト?その場で音楽が創り上げられていくそのステージが、眩しくて、まるで異空間で。みんなの真ん中で、満面の笑みでリズムを刻む自担に、彼の居場所を望まずにはいられなかった。大切な人と一緒にドラムを叩く彼に目頭は熱くなる一方だった。急遽決まったダブルアンコールでアカペラで歌ってくれた「夜空ノムコウ」。震えた。もっとこの人たちの声を、聴いていたかった。

・謎選抜4人復活

:メンバーが発表された時点で、ざわざわしてた謎4厨。「また4人のパフォーマンスが見られるかもしれない。」期待通り。いや、期待以上。Break Outで4人が集まって、手を重ね、一緒に上に挙げてかざす振付は彼らの想いを感じるには十分すぎるほどだった。PARTY MANIACS。この選曲にはただただ脱帽。安井くんに完敗。

:久々にはぎやすの本気を見たVIVID、ダイスキデス。この二人、やっぱりヤバイ。CD未収録かつ伝説のシンメ曲、VIVIDを選んだ自担にはスタンディングオーベーションばりの拍手を送りたい。メンバーカラーも本家と一致という見事な芸の細やかさ。私が入った公演ではVIVIDが地球を揺らしました(地震がありました)。

【すのクリエ】

・当日券

:2015年の運全て使い切ったであろうすのクリエ当日券当選事件。実は毎日並んでるうちに、なんとなく自分の中で当選番号のポイントというのが明確になっていったので、わりと狙って並んだ付近の番号で当選だったのです。ちなみにすのクリエは全公演当日券競争に参加。

・すのクリエの実態

:なぜすのクリエが人気なのか、なぜSnowManが人気なのかーーー。まずは彼らのパフォーマンスを、多くの人に見てもらうべきであると、とにかくそう感じた。Jr.のコンサートでよくある、ぶつ切りのセットリストではなく。2時間が一つの作品として完成していた。ただただ感じたのは、クリエの小さい箱では彼らの魅力が発揮しきれないということ。もっと大きな箱になると、もっともっと素晴らしいものを見せてくれると確信したパフォーマンスだった。

◎6月

エリザベート

6月何も現場がねええええ!と絶叫していたときに飛び込んだエリザベート。現場と言えるかはさておき、私をエリザベート沼、さらには宝塚沼に引き摺り込んだ作品。今後、エリザベートを究めたいと思っておりますので、一緒に付き合ってくださる方、いらっしゃいましたら是非。

◎7〜8月

【サマーステーション】

・亡霊化

:ここまで亡霊と化した現場が今まであっただろうか。サマステは確実に伝説の現場となった。まだまだ語れる。まだまだ懐古する。暑い夏だった。2015年最大の思い出だ。チームが、チームカラーが、チームのメンバーが、ここまで大好きに、大切になるとは思ってもなかった。

・ヲタク友達

:ヲタクの友達が増えた。「誰かと一緒に語って、一緒に泣いて、一緒に笑う」という幸せを教えてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

・誕生日公演

:ひょんなことからお手振りファンサをもらったり、さなぴーバンドが結成されたり、もろちゃんが見学に来てたり。いろんな“サプライズ”が詰まっていた誕生日の公演。

【ドリアン・グレイの肖像】

・アヘンのシーンでは必死でクンカクンカ匂いを嗅ぐ

・隣の隣がまさかののえたん(見学)

・ヒロキ熱再来

・ヒロキの衣裳がハッピーデイズ(違う)

◎9月

【DREAM BOYS】

・萩安真みゅ

:4人の可能性を突きつけられた公演。こんなところで、こんなことしてる場合じゃない。けれど、バックはあくまでもバックだ。どれほど素晴らしいパフォーマンスをしても、彼らはバックダンサーでしかなかった。その事実が悔しくて、虚しくて。Take Over→FOREVERリミックスを見て、泣きそうになりながら「この子達にもグループをください」と呟いた。嬉しくて幸せだったけれど、私にとっては苦しかった現場。

:はぎちゃんが尊先のやまりょパイセンにボッコボコにされるという展開は伝説として語り継ぎませう。

【少年たち】

・SnowMan初主演舞台

:「1年の予定を崩す」2015年の初め、雑誌でそんなことを語ってた彼らが本当に崩してみせた舞台。オリジナル曲「ZIG ZAG LOVE」は想像以上に素敵な曲。ただ単純に嬉しかった。クリエで感じた箱の狭さは、日生劇場でもちょっぴり感じてしまった。もっと上に、上に。まだまだいける。舞台の真ん中で、一番前で、ドームのど真ん中で輝くSnowManを見たい。たくさん経験して、たくさん学んで、後輩にもちゃんと伝えて。6人や私たちが望む未来が、今までより鮮明に感じた現場だった。2016年も、光り輝け!すのーまん!!

愛情重めな萩谷担が、萩谷担になるまでの話

「いつから萩谷担なの?」

「んー、高2の冬かなあ」

「結構長いんだね」

「……そうかなあ」

 

この夏、何度もしたこの会話。その度に、“長い”という言葉が私の中で引っかかった。

長い?いや、長くない。私は今でも自分は“新規”だという意識があるからだ。

 

 

少し前、はぎちゃんの好きなところを10個あげるというのが私のTLで流行っていた。それに乗っかろうとしたのだけれど、なかなか思いつかないもので。

 

どうせなら、私が萩谷担になった経緯を語りながら見つけていこう(^^)/

そんな軽いノリで書いた文章です。長いので読むのがめんどくさい方は次に更新する「はぎちゃんの好きなところ10個」までお待ちください。(更新日未定)

 

 

◎~高校生

私がジャニヲタになったのは、小学生の頃。その後、デビュー組担を経て、まあなんやかんやあって京本大我に転げ落ちる。

そんな私は高校を卒業するまで、完全なるお茶の間だった。自費でかつ日帰りという条件で大阪までなら行ってよしという許可をもらったのが中学2年のとき。東京への遠征は高校卒業までずっと禁止。

 

家族全員ジャニーズアンチの家庭というのは、それはそれは肩身が狭いもので。

居間で雑誌を読むことなんてありえなかったし、家族がいる中でジャニーズが出ている番組を見るなんて、ただの自殺行為。総叩きされて自分が傷ついて終わるだけ。そんな家庭だった。

 

◎高校2年生の夏

 

「もうすぐ受験生なんだし、今年の12月いっぱいでジャニヲタ辞めなさい。」

 

親からの言葉。どう頑張っても距離的にも金銭的にも、親に隠れて遠征は無理だ。簡単に諦めはついた。

茶の間になろう。そう決めて、頭の片隅にはヲタ卒の文字も浮かんでいた。

 

◎萩谷との出会い

萩谷担になるのは自然な流れだったと今になって思う。

私のはぎちゃんイメージはずっと、Hip Hop JUMPの真ん中で踊る子だった。その頃から笑顔が可愛い子だなあと思いながら見ていた。彼が中3の時少クラで披露したBonnie Butterfly(はっしー中心のやつ)を見たとき、彼の新たな一面を知った。綺麗でクールな顔でセクシーな表情もできる大人っぽい子というイメージがさらに加わった。

 

バカレアのドラマが発表されたとき、「萩谷くんはいないの…?」そう思ったほど、私の中ではバカレア付近のメンバーと共に “推されている子” というイメージもあった。以前にも書いた通り、バカレア当時の元担にはまあなんやかんや思うことがあって。彼とは別で、同時進行でフワッと応援していたのがはぎちゃんだった。

 

Sexy ZoneA.B.C-Z、Jr.(バカレア)のサマリーに出演したJr.に密着した「ジャニーズJr.の真実」ではぎちゃんはとにかく喋っていた。カメラの前で、満面の笑みで楽しそうに話していた。

“こんなに喋る子だっけ~?可愛いなあ。”

そんなツイートをした記憶がある。

 

バカレア以外のJr.たち何人かで披露するパフォーマンスで彼は比較的よく中心にいた。若いのにしっかりと踊る姿や、常に全力な姿にいつも好感を持っていた。

 

彼と同年代Jr.の中では元担の次に“好き”だと無意識のうちに感じていたのかもしれない。

 

 

◎2012年秋

大阪の梅田で「劇場版私立バカレア高校」の舞台挨拶があった。あと2か月でヲタ卒!という思いが私の足を梅田まで向けさせた。

 

そして追うように、「フレッシュジャニーズJr.コンサート」の発表。場所は横浜アリーナ

ほぼ東京に近いその会場に、親が行かせてくれると思わなかったのだけれど、最後という約束で親をなんとか説得した。

 

「彼らにお金を払う意味が私には分からないけれど、お金を払って見たいと思うほど魅力的で素敵な未来が待っているとあなたが思うなら応援しなさい。」

 

この時言われた言葉は、当時の私にはとても深く突き刺さった。

不確かな未来しかないジャニーズJr.を応援することは楽しいけれど、悲しい未来を見る機会の方が絶対に多い。

 

「これで終わりにしよう」

 

当時の担当を応援してきた日々に区切りをつけようと、最後の見納めとして横浜に向かった。

 

 

◎2012年11月12日

フレジュの前にこの話を。

 

この日、ザ少年倶楽部の収録にて初披露された、山田涼介くんのミステリーヴァージン。

バックのJr.が深澤、岩本、森田、諸星、安井、そして萩谷。Jr.担はただただ荒れ、謎すぎるそのメンバーに様々な説が飛び交った。

 

岩本深澤森田…?――――SnowManは…。TravisJapanは…。

 

同時に、安井、諸星、萩谷の担当は、大抜擢ともいえるその事態に興奮していた。

 

そして続く「ベストアーティスト」のバックにはSnowMan、TravisJapan兄組(仲田は休業中)、安井諸星萩谷。

高いパフォーマンスに目が離せなかった。このメンバーの中にはぎちゃんがいることが、なぜか誇りで嬉しくて。久々に素晴らしいものを魅せられてただただ興奮した。

 

一週間後放送された、ザ少年倶楽部。後に“謎選抜”と呼ばれるようになる6人を従え歌う山田くんと、バックの6人の完成度の高さは“美しい”と思わずこぼしてしまうような魅力で溢れていた。

 

元担を追っていた日々、バカレアでは見られないステージがそこにはあった。私が求めていたのはこれかもしれない。直感でそう思った。

 

私の目線の先には、はぎちゃんがいた。

たぶん、もうこの時には当時の担当を越すのは時間の問題だという確信があった。

 

けれど、きっかけが欲しかった。

そうやってきっかけを探していたときにあったのが、フレジュコンというわけである。

 

 

◎フレッシュジャニーズJr.コンサート in横浜アリーナ

メインの出演者として発表されたのはバカレア組の6人。他は、のんさな、セクボ(神宮寺、嶺亜、挙武、倉本)、C3(岸、岩、颯)、安井、萩谷(ここまでが中心扱い)

増田、仲田、高田、半澤、孝良、カウアン、小川、原、寺西、大輝(他退所者10名ほど)(ちなみに、仲田拡輝復活の公演でもあった。)

 

申し込み用紙と共に届いたのはJr.からのメッセージが書かれた紙。

大きな星型の枠と、小さな丸い型。

大きな星型にメッセージを書いていたのは、バカレアのメンバーと、はぎちゃん。

 

「12月16日 このチャンスを、無駄にはしません!最高のステージにするので見に来てください!萩谷慧悟」

 

今でも心に残るこのメッセージ。メインメンバーと並んでいる星型に胸が熱くなって、同時に、16歳にしては熱い言葉を書くなあなんて思いながら見たのを今でも覚えている。

 

当日、会場にも、直筆のメッセージが掲示されていた。

 

「フレッシュJrコンサートに来てくれてありがとう!!僕たちはこれからもどんどんパワーUPします!萩谷慧悟」

 

“パワーUPする”という言葉がなんだかとても純粋に感じて、そのひたむきに上を目指す姿勢に感動した。

ちなみに、星形の紙を内側で星形に縁取っていた。星形 on 星形。人のセンスって変わらない。(褒めてる)

 

【はぎちゃんの好きなところ:素直なところ】

 

担当迷子気味だった私は、横アリの最後列でひたすら遠くからでも分かる元担の美しさに惚れ惚れしていた。

 

昼公演。

もはや記憶も曖昧なので何の曲だったか覚えていないのだけれど私は衝撃の光景を目にすることになる。研修生たちが外周で踊っていて、セクバ、無所が花道で踊っているとき。

 

私がいた側のサブステから、中央メンステを突っ切る花道を通り、向こう側のサブステへ向かう子がいた。

彼は目立っていた。ひたすら目立っていた。理由は「動きが変」だったからだ。

 

【はぎちゃんの好きなところ:不器用なところ】

 

踊って……る?

それとも手振って……る?

歩いて……る?

それとも移動……?

大丈夫かな……?

フラフラして……る?

何してるの???????

 

みんなの間をふらつきながら彷徨い、けれど確かに移動していた彼。

たぶん、踊っていた。移動もしていた。手も振っていた。向こう側のサブステにあるドラムセットを目指していた。

 

私は言葉を失った。

あんなにもオペラグラスを目に押し付けたことは過去にも未来にもおそらく一度もない。

 

必死で彼を追った。

たどり着けるかな…コケないかな…誰かにぶつからないかな…よし、たどり着いた…

 

「あぁ、よかった……」

 

思わず口に出した。無意識だった。

そんな自分に気づいたとき驚きが隠せなかった。もしかして、これって……。

 

「ここだ。」

 

決定打だった。

その瞬間から、私の世界の中心の人が変わった。

 

【はぎちゃんの好きなところ:真面目】

 

けれどもすぐに担降り!なんてそんな簡単な話ではなく。夜公演はもはや菩薩の笑みでみんなを見守った。

 

「おかえりなさい。」

「新たな一面を見せてくれてありがとう。」

「今までありがとう。大好きだったよ。」

 

 

いろんなJr.に思いを寄せて。

「俺たちはーー?」

『ジャニーズジュニアーーーー!!!!!!!』

最後の現場で、一緒に声を出せた幸せを噛みしめて、横アリを後にした

 

 

◎フレジュコン後~2013年1月1日

フレジュコンから帰ってきた私はまず、萩谷慧悟を詳しく知ろうと、過去の雑誌やテレビをひたすらチェックすることから始めた。意外にも知っていることが多くて、無意識のうちに彼をちゃんと追ってたんだなあとちょっと嬉しくもあった。

 

“担降り”はなかなか気軽にするものではない、というジャニヲタ特有の意識が私にもあり、ただひたすら悩んだ。当時ツイッターで仲良くしてくださっていた萩谷担の方に相談したら、アドバイスとともに快く背中を押してくれた。不確かな括りのJr.たちの活動に区切りをつけるために萩谷が導入されたこともあった。該当担からしたらその存在は煙たがられたこともあったかもしれないけれど。それに負けずに、と言ってくれた萩谷担のお姉さん、今も元気にしてるかな…

 

そして悩んだ末、ヲタ卒日と決めていた12月31日に当時の担当を降りた。

 

 

ここでヲタ卒………

 

なんてそんなことあるわけなかろう!

 

 

1月1日、ついに萩谷担になった。

同時に、完全茶の間のジャニヲタ生活を開始した。

 

 

◎2013年1月1日~年末

ここからはサクッといきます。

気づけば彼がいる場所は“謎選抜”と呼ばれた。テレビでも雑誌でも謎選抜。AOKIのCMに抜擢されたり、Bad Boys Jにも出演した。

 

BBJに伴い、少しずつ“萩安”のコンビ感が強まったのもこの時期ではないだろうか。

けれども、前も述べたが私の中で安井くんは“京本くんの隣にいるべき人”というイメージが強くあったため、なんとなく、“萩安”を受け入れることに抵抗があった。

安井くんの隣は京本くん、はぎちゃんはヒプホ付近の子たちと一緒。 そのイメージを無くすことは、当時の私には困難だった。

 

シンメがバカレアに選ばれてしまったはぎちゃんと安井くん。

“選ばれなかった”二人が一緒になるのは自然の流れではあったけれど。誰に何を言われようとも、まだこの頃の私は“萩安”へ複雑な思いがあった。

 

私のこの抵抗は、この後長く付き合うことになる。

 

9月。受験が年内で終わるかもという期待が生まれ、10月に確定。11月には受験、合格発表。

 

そして、BBJ公開。前売りや特典で気づけば手元には5枚のチケット。大きなスクリーンで5回、萩安のポッキーゲームを目にしたということになる。(そこ)

 トリはぎ(トリンドルとはぎちゃん)の二人の萌えを発見したのもいい思い出。

 

 

◎冷め期

2013年の年末~2014年の年始にかけて。私だけでなく私の周りの多くの萩谷担にそういう傾向があったように思うこの時期。

 

 

◎担降り

もともとプレゾン大好き人間だった私は、記念すべき1年ぶりの現場復帰をプレゾンin日生(1月)で果たした。久々の大好きな仲田拡輝にひたすら興奮し、そのままずるずると仲田デレ期を長引かせる。

気づけば4月。東京の生活をスタートした私。そんな時期、優馬くんが新曲を発表した。バックにはトラジャ兄組。

「あーーーーーやっぱり好きだ!!!!」

そして、担降り。

たぶん、それは一種の“恋”。今もそうだけれど、私は仲田のことが心から好きだ。全て、何もかも、タイプなのだ。

「好き」が必ずしも「一番応援したい」に繋がるわけではなく。「見守り続けたい」という思いありきの「好き」という思いを抱くのが担当だと知った一か月だった。もちろん、全ての人がそうだとは言わない、私は、そうだった。

 

 

◎萩谷担復帰

5月になると同時に、萩谷担に舞い戻った。戻ってからはそれはそれはもう「りっちゃん、前よりも萩谷大好き人間になったね!?」と言われるほど。

 

 

オーシャンズ11

6月。当日券を手にした私は、フレジュコンぶりにはぎちゃんを見ることに。当日券でなかなかの良席。しかも何度もはぎちゃんのゼロズレという幸運。

 

約1年半ぶりの彼は、当たり前だけれどとっても成長していた。ずっと会えずに応援し続けてきた1年半が無駄じゃなかったと、そう思わせてくれるステージに、ひたすら泣いた。

 

確かに、まだまだ実力不足な点はたくさんあった。声量、演技などなど、むしろ、足りない点ばかりだった。けれど。彼があのカンパニーで、一番素晴らしかったと、自信をもって言える点が一つあった。

 

【はぎちゃんの好きなところ:表情】

 

あのカンパニーの中で、彼は一際輝いていた。それは、私が萩谷担だからそう思うのかもしれないと思ったけれど、おそらくそれだけではない。

 

彼の輝きの秘密は“笑顔”。

踊っているときも、演技中にいたずらっぽく微笑むときも。彼はとってもいい表情をする。それは、彼が持つ一番の魅力だ。笑顔と共に、体全体から溢れる“楽しい!”という気持ちは、誰しもが表現できるものではない。

 

【はぎちゃんの好きなところ:努力家】

 

笑顔という武器を持っている彼が、声量や演技力を手に入れたとき、どれだけのものが見られるのか。努力家な彼はきっと、自分の足りない部分を伸ばそうと努力するだろう。未来を想像したら鳥肌が立った。

 

彼ならきっと、そんな未来を見せてくれるはず。ふと、そう思った。

そしてこの日私はTwitterという公共の場である宣言をする。

 

「今後、彼がJr.でいる限り、もちろんデビューしたらその後も、ずっと萩谷担でい続けます!!!」

 

今まで一度も、この誓いを覆そうと思ったことはない。

そして同時に、萩安っていいなって、思い始めたのもこの頃。

 

 

◎萩谷受験期

寂しかったです。

 

【はぎちゃんの好きなところ:存在そのもの】

 

安井くんがEXシアターで放った「(もしチームを組むなら)俺は萩谷とやる!!!」

このとき、本人たちの中でも“萩安”という意識があるのかもしれないという事実を突きつけられた気がした。それは昔の二人のシンメを思うと寂しかったけれど、今の二人の全てがそこにあるならばいずれ受け入れなければいけないのかもしれないと、そう思った日だった。

 

 

◎Take Over

私の中の“萩安”への抵抗が消えた一曲。

 

二人が並んで歌う姿が想像以上にギラギラとしていた。

けれども二人きりでもステージに物足りなさは全くなく。はぎちゃん、安井くん、一人ずつで輝きを放っているのではなく、二人一緒にいることで放つ輝きがここまで魅力的なのだと感じずにはいられない時間だった。

 

たぶん私は「萩安が好きだ」と口にすることで背負うリスクが怖かったのだと思う。彼らはグループでもなければユニットでもなくて。未来が保障されたシンメというわけでもない。

いつか、どちらか片方だけがデビューという夢を叶えたとしても、同じ場所にもう片方がいるとは限らない。

今、“好き”というと、絶対にその思いが溢れて。もし悲しい現実を突きつけられることがあったとき、その悲しみを自分の中で上手く解消する自信がなかった。

それでも。そんなリスクを背負ってでも。 

二人一緒にいる未来が見たい。そう思わせてくれた一曲。

 

【はぎちゃんの好きなところ:他人との距離感】

 

 

◎ジャニーズワールド

受験、オーシャンズ11大阪公演を終えた彼が姿を現したのは、ジャニーズワールドだった。

去年も出てないし、今回も出ないだろうな~と完全に油断していた。それなのに、1月1日になった瞬間更新されたジャニーズネットの動画に、安井くんとはぎちゃんの姿。1日の朝刊には、ジャニワのゲネ写とともに大きく写り込むはぎちゃんと安井くん。

安井くんとはぎちゃんがジャニワに出るぞー!!!と、1月1日の朝から大騒ぎ。どうせちょい役なんだろう~と思っていたら、まさかのセリフがあるほどの扱い。殺陣ではデビュー組とSnowMan、安井くん真田くんとともに頑張っていた。

 

メインとして名前の出ているJr.よりも存在感のある立ち位置に、ちょっぴり嬉しくもあって。オーシャンズで腕を磨いた3人の輝きっぷりに、彼らがオーシャンズに捧げた半年間の私たちの寂しさも報われた気がした。

後から明かされた、12月半ばに急遽出演が決まったという衝撃の事実。本番直前にして必要だとされたのが彼らだったのかと思うとそれはとても誇らしくもあった。

 

 

◎最後に

最初、私は、“新規”という意識があると言った。

自分の受験期と茶の間期という大きな空白の時間があるから。

そして、“萩安”を受け入れるまで時間がかかったという過去があるからだ。

 

ジャニワを終えたはぎちゃんと安井くんはJ's party vol.8、9、シアタークリエH公演と共に同じステージに立ってきた。

そして、サマーステーション。はぎちゃんは安井くんのいない場所でさらなる成長を遂げた。いつも最年少だった彼は、最年長として、彼の出来る全てをチームに注いでくれた。

8月15日。チーム者の最終公演と決まったこの日、アンコールで安井くんが彼を抱きしめてくれた。

 

“選ばれなかった”者が集まり、一緒になった二人。

スタート地点がそんな場所であった二人が一緒に上を目指している今を誰が予測しただろう。この先の未来、安井くんの隣に、はぎちゃんの隣に、別の人がいたとしても、同じ空間に二人がいたら嬉しいなあ。それが今の私が一番に望むことかもしれない。

 

 

私がはぎちゃんに望む未来はデビュー。これはずっと変わらない。彼はあまり口に出さないけれど、それでも夢見るものはデビューだと信じて疑わない。

けれども、一番大切なのは彼の目指すものを尊重してあげることだという親心みたいなのがあるのも事実。やっぱり、どんな未来がきたとしても彼が笑ってくれればそれでいいかなあ。つくづく“萩谷担は萩谷に甘い”って言われるのってこういうところだと思うが仕方ないですね(笑)

 

とにかく!はぎちゃんの未来に幸あれ!何度も言うけれど私はずーっと萩谷担です。ずっとずっとはぎちゃんを見守り続けます(^^)/

 

てわけで私のお話でした!

 

 

次回、「はぎちゃんの好きなところ10個」更新予定!(と書くことで自分に圧力をかける)

チーム者のみんな、素敵な夏をありがとう!!

 

「ありがとう」

終わった今、一番伝えたい言葉です。

 

 


初日を迎える前、更新した「この夏、萩谷担が期待すること」。


夏が終わった今、振り返ってみました。

 


 

【ありがとう①】関係性未知数のチーム者と萩谷の成長

 


●じぐはぎ
新しい発見。意外にもぴったりなんですこの二人。
ロスマイでは、じぐとはぎちゃんがシルバーの衣装。たじーあむげんが赤の衣装。歌割りも同じ。

じぐはぎが背中合わせになったとき、違和感が全くないのに驚きました。

はぎちゃんはおそらく神宮寺のことをリーダーとして信頼していたはずで、神宮寺ははぎちゃんのことを技術面で信頼していたはず。
そんな二人の信頼し合った男同士の思いはチーム者の成長に確実に貢献したんじゃないでしょうか。


「はぎちゃんが軸になってるので。はぎちゃんが失敗すると俺らも終わり。」

「同じチームだけど神宮寺かっこいい」

1か月前、誰がこの言葉を聞けると想像したでしょう。

 

神宮寺、リーダーとして頑張ってくれてありがとうで賞。

 


●はぎちゃんが抱えたもの

「自覚」

vs我で連敗した時は、誰よりもたくさん喋りました。

髪型を変えたばかりの時は自ら率先して笑いを取りに行きました。

チーム者のメンバーが誰かに狙われそうになった時は、全力で守って見せました。

「客席にお尻を向けない」「負けても笑顔」「MCでたくさん喋るなら端」安井くんから学んだことを体現しました。

パフォーマンス中、誰よりも声を出して盛り上げました。

ファンにいっぱい手を振りました。

スキすぎてで爆笑を取ってみせました。

 

泣いてしまったげんげんを背中に隠す優しさを覚えました。

 


たいへんよく頑張りました。


頑張ったはぎちゃん、最優秀賞。

 

 

 

 

 

【ありがとう②】安井くんと違うチームであること

 


●HHJ勢揃い公演ことvs我

誰かが一緒に笑い合っていると、それを見た他の子が寄ってきて気づいたら4人でキャッキャッ笑いあって円になっていた初代ヒプホの4人。
ヲタクの期待を軽く超えてそれはそれはもう宇宙の果てまで飛んでいきそうな懐古厨の心をがっしりと掴んでくれました。アーメン。


ペンラ指示を途中からはぎちゃんに任せた樹。暗闇の中ではぎちゃんのこと見過ぎでした。はぎじゅりforever賞。


オールバックで登場したジェシーの髪をなでなでしていたはぎちゃん。そんなはぎちゃんに気づいてながらも華麗にスルーしたジェシー
はぎちゃん二度目のなでなでにしてジェシー、はぎちゃんに向けて変顔。そして二人で笑顔。尊すぎです。
バドボでは一瞬、二人でセンターを張りました。懐かしい光景。
はぎるいはやはり世界一愛おしいで賞。

 


●羅サーことvs羅公演

「サマステ出場Jr.全員の中で一番の勝ち組はれいあ」

思わずそう言わずにはいられない、羅サーのマネことれあたん。たくさんのお兄さんに囲まれて輝いていました。断トツ可愛かったで賞。

 

バックのJr.にも、出演するどのJr.にも全力で絡んでいた高地くん。優しさ全開。Jr.1優しいお兄さんでしたで賞。

 

●あるはる

相変わらずマイナスイオン出過ぎです。あるはるは世界平和で賞。

 

●vsやっすー

「この夏のはぎちゃんはチーム者。仲間ではない。」
「者の最年長として頑張るはぎちゃんの邪魔はできない。」
「はぎちゃんが頑張って喋るMCではその話題を尊重してあげたい。」
「どこまで頑張れるかな?」
「いつもドラムでは端なのに者では真ん中だね!」
「者の技が成功して嬉しそうだなあ。」
「今、はぎちゃんがそばに来た。感じてる。けど何もしてこないから見ないよ。」
「あっはぎちゃんついてきた。だけど結局触れて来なかったな~」

 

 

「はぎちゃん、成長したね」
「…まじ?」
「一皮むけたね」
「やっすーも見守ってくれてたんだよね、そっちからね」

 

見守っていたことを、はぎちゃんが分かっていたことに驚いたであろう安井くん。

はぎちゃんは、こんなにも成長したよ。
いつも、はぎちゃんの目線の先には安井くんがいたんだよ。

どんな状況でも最年長としてみんなのために頑張ってきたはぎちゃんは、
誰よりも安井くんのハグで全て報われたような気がします。

 

最終日、はぎちゃんを抱きしめてくれてありがとう。


やっぱりはぎちゃんの一番のお兄ちゃんはあなたで賞。

同時に、萩谷担として最高級の感謝状を贈ります。

 

 

 

 

【ありがとう③】一度しかない夏


いろんな偶然が合わさって結成された5チームに自担がいた夏。

初めてチーム者のパフォーマンスを見たとき、あまりの素晴らしさにそこにはぎちゃんがいる嬉しさで大号泣しました。


「We are team者ー!!!」
「者!者!者者者ーーー!!!」

 

 

この夏、何度も何度も、声の限り叫びました。

“者はデシベルで負け知らず”
そうやって言われることがずっと嬉しくて、ずっと誇りで。

同時に、負け知らずなのに、Jr.票で負けてしまうことに何度も何度も“悔しい”を連発した。

 

見る度に成長していたチーム者。

技を追加して、煽りも追加して、チーム我から勢いを教わったりもして、後半戦は互いの名前をいっぱい叫んで。


ただただいいパフォーマンスをしたいと、上へ上へ気持ちを持っていくチーム者のみんなの素直さに、
勝敗をつけたくない、みんな違ってみんないい、それでいいじゃないかと何度も思いました。


“悔しい”も“嬉しい”も、自分の中でそっと溜めちゃうチーム者のみんなは、
見ている側が「もっと言葉にしていいんだよ」って言いたくなるほどいつも大人しかったけれど、

パフォーマンスではいつも力強く熱いものを魅せてくれました。


ひと夏の5人の、ひと夏の青春に、勝敗なんてつけたくなかった。

キラキラと輝く彼らをそっと抱きしめて、そのまま守り抜けたらと、何度思ったことでしょう。


若い若い彼らは、なんとか自分の中で理由をつけて、どんなに苦しいことも悔しいことも乗り切ってきた。
そんな残酷で儚いこの夏を、笑顔で終われたことに、彼らの強さを知りました。

 

チーム者のみんな。よく頑張ったね。

私の中では君たちが一番だよ。一番かっこよかったよ。

 

者担として、者担の中でキラキラと輝き続けた君たちに。

たくさんの青春を見せてくれてありがとうの意を込めた優勝トロフィーをあげちゃいます。

 


素敵な夏をありがとう!!!!

 

 

【ありがとう④(?)】20歳の誕生日公演


8月9日、者vs我公演の日、わたくし20歳になりましたーー!いえーい!
 
誕生日プレゼントをくださったみなさん、おめでとうと声をかけてくれたみなさん、
ありがとう!


そして!!!!最高のパフォーマンスを魅せてくれたチーム者!ありがとう!!!!!!


ということで、9日の最高!だったエピ。

・はぎるい~2015年夏~ばっちり確認いたしました。

ジェシーオールバック。貴重です。

・わちゃわちゃひぷほちゃん

・森田大好きはぎちゃん

・MCに諸星。これでもかってくらい笑いました。

・さなぴーバンド結成! LYOとOh Yeah!のサプライズ

・夜公演。チーム者のパフォーマンスが最高の出来でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高の夏でした。


いつか、私も彼らももっと大人になって、あんな夏もあったねなんて、笑いあう日が来ることを願って。

 

チーム者のみんな、素敵な夏をありがとう。

 

“はぎちゃんがいるから”応援しようと決めたチーム者。
気づけば私は“チーム者担”になっていました。5人の虜になっていました。

全員、笑顔が可愛くて、まるっとふわっとした雰囲気を持つ5人は、見ているだけで癒される不思議な力を持っていて。
そんな5人がキリっとした目でファンカッションをする姿はとても美しくて、何度見ても涙が溢れました。


チーム者の5人が私は大好きです。本当に本当に、ありがとう。

 

 


はぎちゃん、この夏は本当によく頑張りました。

者のお兄さんとして頑張ったあなたは、私たち萩谷担の誇りです。

はぎちゃんの担当になってよかった。はぎちゃんを応援してよかった。

これからも、ずーっと見守り続けるから。


はぎちゃん、素敵な夏を一緒に過ごさせてくれてありがとう!

センターに立つ彼

8月9日我vs者公演の感想、兼チーム者リーダーのお話。

 

 

 

私が彼を知った日のことを、私はほとんど覚えていない。


おそらく一番古いしっかりとした記憶は、14歳の彼。
プライズの誕生日祝いに無邪気な笑顔をカメラに向けていた。若いJr.を全く知らなかった私ですら気づいた、彼のキラキラとした目の持つ、人を惹きつける力。

 

Sezy Boyzだった彼は、彼らは、当時の私には眩しすぎるほど輝いていた。
まだ、Jr.の荒波に揉まれていない、「楽しい」が前面に出ていた彼ら。「神7」だなんて呼ばれていたりもした。このまま、この輝きのまま、大切に包んで守り抜けたら。

他担ながらに、部外者ながらに、そう漠然と思いながら見ていたのを覚えている。

 

 


彼はどこにいても輝いていた。

 

なるほど、これがアイドルか。


まだまだアイドルとして未完成だった彼はそれすらも武器にしてただただ輝きを放っていて、

それは時に儚くもあった。

 

 

気づけば彼は、「チャラい」と言われるようになっていた。言動も、外見も、パフォーマンスも。確かに、“チャラ”かった。

この当時の彼を、私はあまり知らないけれど、チャラい彼は、彼じゃない気がしていた。

私の中の彼は、いつまでも“キラキラとした目をしっかり開いて、みんなの真ん中で無邪気に踊る男の子”だったから。

 


そんな私が彼を少しずつ意識し始めたのは、昨年夏のこと。

担当が出演しないからという理由で地上波ガムシャラを全く見ていなかった私の元にも
彼のリーダーとしての活躍っぷりは耳に入ってきた。

“これだから嫌いになれないんだよ~” なんて、たぶん、その時の私も言ってたと思う。

 

 

そして昨年末。

久々に見た彼の目から、輝きが消えていた。どこを見ているのか、何を映しているのか。キラキラとした、私の好きな彼の瞳はまるで“死んで”いるかのよう。

 

この当時彼に何があったのかは知らない。けれど、歌番組で、ガムシャラで、ファンを幸せにするための場で、そんな目をするのは許せなかった。

 

同時に、ちょっぴり心配だった。

 

楽しいはずのガムデミー賞でも、彼は何度も切なく俯いた。目の奥の輝きはなく、テレビに映るのは彼なのに、映っているのは彼じゃないような、そんな違和感。“楽しくない”“気分が乗らない”そんな感情を表した顔というよりも、ただただ“覇気がない”。

まるで笑い方を忘れたかのような。

 

 


この当時私は仲の良い彼のファン(私の後輩)と、彼について話した。

「もしかしたら彼は、今の彼自身の状況に納得がいっていないのかもしれないです。
今の彼は、フラッと、さりげなくジャニーズを辞めていきそうな気がします。最近そんな雰囲気を纏ってるなって感じます。」


これはただの憶測にすぎないが、確かに、言われてみれば何かに追い詰められているかのような目であった。


ただただ単純に、もったいないなぁって思っていた。

普通に笑うだけでとっても魅力的なのに。

 

 

そんな中放送されたのが、ガムシャラ!in京都。安井くんのために、京都へ行ったロケ。安井くん、大我、そして、阿部くんと彼。

ロケ中の彼は、たくさん笑っていた。やっぱり私は、彼の笑顔が好きだと確信した。

 

安井くんとの距離を完全に縮めた彼は、当時歴代最高の盛りあがりと言われたJ's party vol.8で「最高の滑り出しっすね!」というお馴染みのセリフを残すことになる。
vol.9では、彼がいないにも関わらず安井くんが彼の名前を何度も口にした。「良い奴なんだよ!」安井くんの口から、何度この言葉を聞いただろう。
輝きを取り戻した彼は、愛される力も味方につけた。

 

 

 

 

そしてこの夏。
私はさらに彼の魅力に圧倒されることになる。

 

 

 


迎えた8月9日。

運命の日。大袈裟?いや、そんなことはない。

対戦相手は前半戦で二連敗した強敵。
ファン同士も、少しピリッとしていたような、チーム者担はちょっぴり緊張感に包まれていた。


1部パフォーマンス。
2日前の7日にはなかった“煽り”“声掛け”が明らかに増えた。
目まぐるしく成長したその姿に、胸が熱くなった。

 

 

――勝った。

直感で、そう思った。

 


ところが、結果は、敗北。

 

構成と作品完成度がチーム者の武器であるとしたら、チーム我の武器は迫力と派手さだ。

パフォーマンスで勢いをつけたチーム我のみんなは、「初めてのノーミス!」と嬉しそうに口にした。その隣で、チーム者が自分たちをアピールすることはなかった。

「ここ頑張った!!」「ここ上手くいった!!!」って、もっとアピールしていいんだよ、という思いで見ていたけれど、言い出す隙もないほどチーム我は興奮状態だった。


元々おとなしい子が多いチーム者は、負けたと分かっても、あまりリアクションをとらない。“悔しい”という思いを表に出さない。その落ち着きは、見ている私たちですらハラハラするような繊細さを思わせる。

この日は対戦相手が、と!に!か!く!お喋りだったこともあって、黙り込む彼らは余計に目立ってしまった。

 


そんな時。

 

「ここで俺らが沈んだらお客さんにも、さなじいにも失礼だから!テンション上げてこうぜ!いえーい!」

 

 

その一言が、会場を救った。

チームの最年長として、対戦相手の同世代として、中立の真田くんを思って、
自ら雰囲気を変えようと一歩前に出た、萩谷。

萩谷慧悟という男を成長させるこの夏が尊くて、身も心も大きくなってる彼を見るのが嬉しくて。そんな彼に勝敗を付けるあの空間が苦しくて。

それでも、端っこで誰よりも笑って、喋って、体を張る彼を見ていると、緑色のペンライトを振る私たちが今この場で一番の笑顔でいなければならないと、ふとそう感じた。

 

そして、チーム者のメドレー。いつものように、スタンドマイクを持って登場した神宮寺。


「みなさん、、、夏休み、どこか行きましたか?」

 

予想外の言葉だった。「勝った」「負けた」「ノーミスだった」いつもはそんな話をするのに。


“海ー!”“プール!”と口々に叫ぶファンの声を彼は一つ一つ丁寧に拾った。


「海?プール?いいですね。」

 


その時の彼の表情は、とても切なくて、触れたら消えてしまいそうな儚さを持ち合わせていて。いつもより潤う目は優しく会場を見つめていて。

儚く笑う顔に、見覚えがあった。けれど。あの時とは違う、輝きが確かに瞳の中に存在していた。

 


そして彼は、優しい声で。

「いつもは、勝ち負けの話をするんですが、今日は違う話がしたいなって思って。」

 

 

 


胸が熱くなった。気づいたら、涙が流れていた。
彼なりの“悔しさ”が溢れていた気がした。

 

 

「泣くも笑うも どうせ最後は自分なんだ
わかっちゃいるけど 誰かにすがりたい」


力強く歌い始めた彼の目は少しだけうるうるしていたように思う。

それでも決して涙を流すことはなく、曲前のトークでは見せなかった、冷たく鋭い目つきで前だけを見つめていた。

 

後に続く曲も、メンバーそれぞれがとにかく力強くて。まるで悔しい思いを全て曲にぶつけているかのような荒々しさは、チーム者の“男”な部分が前面に出ていた。

今までとは明らかに違う、一歩踏み外せば“乱暴”ともとれたメドレーは、次の勝負を見据える覚悟のようにも思えた。


内に秘める熱さを持つチーム者が、その熱を放出して互いにぶつけ合うこの空間はこんなにも美しいのだと知った。

 

 

そんな1部では、急遽、“真田バンド”が結成された。この発表に、会場は興奮、興奮、そして興奮。一体となる会場、バンドのメンバーを見て神宮寺が浮かべたキラキラとした笑顔からはその日一番の“幸せ”が溢れていた。

 

 

そして、2部。
結論から言えば、全てにおいて、1部を超えてきた公演だった。チーム曲も、パフォーマンスも、メドレーも。
1部で爆発したチーム者の熱の底力を見せつけられた。

 

パフォーマンス前の、LOST MY WAY。「何かが違う」という直感。

 

こんなチーム者、見たことがない。

今までで一番ダンスが揃っていた。みんなの見つめる方向が、同じだった。

 


もしかすると、もしかするかもしれない。
不安と隣り合わせで過った期待。

 

 

予想的中。パフォーマンスは“最高”だった。

互いの名前をしっかりと呼び、ここ!という見せ場をより分かりやすく伝えるために“いくぞ!”“よし!”と声を上げて客の注目を誘導した。

 

私たちは完全にチーム者のペースに巻き込まれていた。

 

パフォーマンス後、チーム者のメンバーが笑顔でハケながらスネアドラムを叩いた彼らからも興奮が伝わってきた。

 

 

――この回は絶対に勝たせてあげたい。

負ける理由が見当たらなかった。

 

 

結果は勝利。
チーム我から奪った初の勝利に、チーム者のメンバーも嬉しさを顕わにした。


真田くんの「リズムよく保ってるね」の言葉に、「僕ら萩谷くんを軸にしているので、萩谷くんがミスったら終わりです」と語った神宮寺。
その横で、嬉しそうに笑う萩谷。

 

MCではあまり喋らなかった元太。話を振られカメラにアップされるとそこには目をうるうるさせる元太が映っていた。
黙って嬉し涙を溜めていた彼はちょっぴり恥ずかしそうで。

そんな、みんなが心温まった空間。

 

 


「勝てた~~やっと勝てましたね。」

チーム者のメドレー前のトーク。

この時の神宮寺の言葉が、とっても柔らかくて、優しくて、心の底から安堵しているのが伝わってきて。本人たちも言っていたように、強敵だったチーム我から一勝する難しさと、それを果たした嬉しさと。

 

歌い出した彼は、1部とは違う表情をしていた。

 

鳥肌が立った。
彼の鋭い目は、過去の自分たちの訣別のようで、負けた過去は振り返らない、そう語っているかのようだった。

 

 

遡ること、チーム者の初日。

彼が「青春」を歌ったというレポを見て、私は少しだけ疑問を抱いた。

若いのに、選曲センスがなんとも独特だと感じた。

 

 

なぜ彼は、この曲を選んだのだろう。

 

 

「泣くも笑うもどうせ最後は自分なんだ わかっちゃいるけど誰かにすがりたい」

勝っても負けても、言い訳はしない。思わず重ねる、彼の姿。ぴたっとハマった。

 

“誰かにすがりたい” 残酷な歌詞だと思った。
チーム者にいる彼は、すがる相手がいただろうか。

 

もし、この言葉が、この夏が始まるときの願望だとしたならば…。

 

「標識を失いながら 彷徨う悲しき青春
言葉がつたないだけです どうかわかってくれよと
まちがいだらけの空に 死にかけた青春が一匹飛んでいく」

「それでも十字路に突っ立ち 生き抜く標識を探し当て」


いつも最前線にいた彼。そんな彼だからこそ経験してきたこともきっとあるはずで。

それを“悲しき青春”と表現するこの歌詞の罪深さ。

彼の曲ではないから、彼の心の全てではないのは分かっていながらも。

 

“どうか分かってくれ”
言葉が拙い彼と、彼の周り、チーム者の訴えのような気がして。

 


「負けた者たちの泣き言は ひとひらの枯葉さ
信じるのさ永遠と未来と明日を」


1部と2部で、一番表情が違うと感じたのがここの部分だった。


1部は自分に言い聞かせているかのような強さと、負けた悔しさを滲ませる切なくて冷たい顔。

2部はとにかく鋭い目をしていた。

言葉を選ばず言うと、威嚇しているかのような目。
それが“負け”に対してなのか、相手チームに対してなのか、自分に対してなのかは分からないけれど。


彼のこの時の目を見ると、その迫力と意志の強さに圧倒されずにはいられなかった。

 


ああ、これだ。彼はこうでなくちゃ。
この彼が、好きだ。

 

何かの意思をもった目をしてセンターに立つ彼を見て、

ふと、そう思った。

 


センターに一人で立つ彼。

 

 

似合う。センターが本当に似合う。

“キラキラとした目をしっかり開いて、みんなの真ん中で無邪気に踊る男の子”だった彼は、気付けば“センターを担うアイドル”になっていた。
この夏、彼はそこで様々な表情をしてみせた。メドレーでは田島くんと挙武に挟まれて。気づけばそこに元太と萩谷まで加えて。


5人は大人によって企画のために創られた“青春”。

私たちは納得のいかない思いを抱き、不満を持ったりもした。
だけれどきっと私たちなんかよりも、彼らの方がたくさんの思いを抱えてきたのだと思うと。

その度に彼らは、それぞれの中で何とか折り合いをつけて、納得のいく言い訳を考えて、自分が傷つかないように時に言葉をも飲み込んできたのだと思うと、

あぁこれが「まちがいだらけの空に死にかけた青春が一匹飛んでいく」ってことなのかなって。

 

私たちの想像を絶するほど心が強くて、アイドルな彼らを目の当たりにした今、
“ひと夏の5人”は何よりも儚くて美しいものに見えてきた気がした。

 

 

 

さあ明日、15日。チーム者の最終戦。

いろんな憶測が飛び交っているけれど、私たちはチーム者のパフォーマンスを、いつも通り、いつも以上に応援するしかない。ただそれだけ!それだけなんです!

 

もうこの際楽しむしかない。チーム者担のみんなも、覇担のみんなも、そうじゃない人も!楽しみましょう!!!

笑顔と涙と涙と涙と、そして最後に笑顔になれるように。

 

 

あむ、げんちゃん、たじー、はぎちゃん、そして、神宮寺。

ステキな夏をありがとーー!!!!!!!!君たち5人が大好きだ!!!!!!!

 

残り少ない夏を、ちょっとでも長く過ごせますように。

 

 

私は、京安が好きだ。

私は、京本くんが好きだった。

というと、少し語弊があるかもしれないから、言い直そう。

 

私の元担は、京本くんだ。

 

 

 

7 月 30 日、覇 vs 者の公演で盛り上がっている中で、私のフォロワーさんに萩安担が多い中で、なぜこのような話をしようと思ったのか。それは、7月30日の公演中、私がEXシアターで体験した摩訶不思議な出来事を、書き残さずにはいられなかったからである。

この日は私にとって初めてのサマーステーションだった。チーム覇のライブ部分のパフォーマンス力の高さには圧倒した。選曲、構成、全てにおいて言うことなしの素晴らしい出来具合に“ファンの心を知り尽くしている”安井くんを初めとしたチーム覇のセンスが発揮されていると、そう強く感じた。

 

私が体験したのは、そんなチーム覇のライブパフォーマンス中のこと。

噂には聞いていた、安井くんと顕嵐くんの hair の注目度の高さは、イントロですでに痛感することになった。2人がステージに現れた時。私も安井くんと顕嵐くんへと歓声を向けるはずだった。

 

けれど。

 

 

そこには、京本大我がいた。安井くんの隣に、確かに京本大我がいたのだ。

 

目に少しかかる金髪の隙間からただ一点を見つめる鋭い目つき。会場にいる人全てをハッとさせるセクシーさを内に秘めるその輝きはまるで孤高のもので。どこからどう見ても、私の目に映るのは京本大我だった。

 

いるはずのない人がいるだなんて、そんなことありえるわけがない!!ペンライトを振る手を止め、もう一度ステージに目を向けた。

やはり、京本くんが、そこにいた。

 

ただの錯覚だと、言い切ることもできる。けれども、そんな、錯覚だんて言葉で片付けるような素直さは、生憎私は持ち合わせていない。

おそらく、今回のこの体験は錯覚ではない。それは、私の、抱えきれない願望の爆発ゆえの奇跡であったのだと思う。

 

 

私は、京安が好きだ。

 

 

昔話をしよう。

私は、何事にも本気な京本くんが好きだった。ちょっと不器用で、素敵な笑顔をもつ京本くんが、好きだった。そんな彼に少しずつ変化が現れるようになったのは、「バカレア組」と呼ばれる6人での活動が活発になった時期だった。

彼は、笑わなくなった。6人で歌う曲で、彼はいつも無表情だった。時に、自分から距離をとったりもした。笑っても、目の奥に輝きがなかった。悲しかった。ただただ悔しかった。そんな姿、見たくなかった。“つまらない”という気持ちなんて前面に出してほしくなかった。彼は、自分で、彼自身の魅力を閉ざしていた。そこにいるのは京本大我なのに、京本大我じゃなかった。

そんな彼を見て、多くの京本担は、彼に怒り、呆れ、そして、同情もした。期間限定だからもうすぐ終わる、そんな声も多くあった。“京本ライン”を、“京安”をもう一度、そう心待ちにする人も少なくはなかった。

 

 

京本くんの隣に、誰がいてほしいか。

私は、安井くんだ、と、即答していた。

 

Jr.のファンをしていて難しいのが“誰の隣にいる自担が好きか”について考えることだと私は思っている。

京本くんが好きなのに、私は萩谷くんへと降りた。限界だった。京本くんの変化を受け止めきれなかった自分に苛立ったりもした。

 

萩谷くんへと担降りした理由は、また後ほど書こう思う。決して“逃げた”のではなく、心の底から好きだと思えたための担降りだったということだけは確かだと、ここで述べておこう。

 

 

 

京本くんは、バカレア組が好きですか?

バカレア組でいる自分自身が好きですか?

 

当時の私は京本くんに何度も問いたかった。答えを知ることはもちろん出来なかったけれど。その後、かなり経ってから、あるメンバーの告白が私の思いを変えることになる。

 

「最後の舞台挨拶を終えた帰りの新幹線。これで終わりだと思うと寂しくてみんなで泣きながらお弁当を食べた。」

 

そして、京本くんは語った。

「協調性が身についた。自分だけが良ければいいという考えを改めようと思えた。」

 

この言葉を見たとき、私の中で何かが弾けた気がした。嬉しかった。バカレア組の経験は、京本くんという人間を変えた。その変化は全てが良いものであったとは言い難いけれど、結果的に京本くん自身を良い方へと導いた。

また大好きな京本くんの、大好きな笑顔が見られると思うと、胸が苦しくなるほどの喜びが溢れた。 京本担でよかったと自信を持って言えるようになった。

 

萩谷担なのに、安井くんの隣には京本くんがいてほしいと願う、まぎれもない矛盾を心に抱え、私は萩谷担としての人生を歩み始めた。

 

 

今もなお私は思う。京安は運命のシンメだと。

 

運命とは、

『人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。』

 

ステージの真ん中に二人で立つ京安から溢れる美しさと儚さは、別々の道を準備された不幸のめぐりあわせなのかもしれない。

 

 

京安が運命ならば、萩安は、必然だ。

出会うべくして出会った二人だ。以前私は、萩谷くんと安井くんのことを“バカレアに選ばれなかった2人”だと表現したことがある。批判を覚悟したが、同じように考えていたとの声を多くいただいた。

悔しさも、楽しさも、辛さも、全ての思いを共に経験してきたと言っても過言ではない二人の武器は、共に過ごした時間の長さだ。

 

それでもなお。萩安がどれだけ時間をかけて素晴らしい関係性を築き上げても、京安を超えることはないだろうと心のどこかで思っていた。

 

それは、萩谷担の私が京安へと抱く思いが、“憧れ”だったから。

 

元京本担として見る京安は、やはり唯一無二の存在であった。歌わなくとも、踊らなくとも、二人が並ぶだけで輝きを放つ。二人が並ぶだけで一気に二人の世界観が広がる。二人だけにしか創りだせないその空気感は、もっと、尊重されるべきだ。

 

そして、萩谷くんと安井くんが、いつか京安のようなそんな存在になれたらいいなあというのが、いつしか私の一番の願いとなった。

 

 

 

 

今年のガムシャラで、安井くん、京本くん、萩谷くんの3人がRocking Party、Kichin’itを歌った。3人を見たとき、探し続けていたパズルのピースがピタッとハマったときのような、昔埋めた宝箱からキラキラとしたビー玉が出てきたような、そんな感覚がした。

 

願いが叶った気がした。

安井くんと京本くんと萩谷くん。3人それぞれを。

安井くんと京本くん、安井くんと萩谷くん、萩谷くんと京本くん。それぞれのコンビを。

 

全てを、この空間を、大切に綺麗に優しく包んで抱きしめたい。

そんなことを思う自分がいた。

 

 

京本くんが所属するグループを批判するつもりも、否定するつもりも全くない。京本くんにとってバカレア組が、six TONESが最高の居場所だと言うならば、その思いを尊重して応援したい。けれど、またいつか、京本くんと安井くんが背中合わせで歌う日が来ればいいなというのが私の願いだ。

 

7月30日。私が体験した不思議な出来事は錯覚なのだろうか。安井くんと一緒に歌う京本くんが見たいという私の中の強い願望がそうさせたのだとしたら、私は今後も、京安が好きだと言い続けたい。あわよくば、そこに萩谷くんがいてくれたら、、と少しの期待も込めたいと思う。

 

 

私は、京安が好きだ。

私は、萩安が好きだ。

 

キラキラと輝く、3人が好きだ。

「初日」を迎える君たちへ

 

「私は立ってる 憧れていたステージ 大歓声 拍手と熱気の中」

 

君は今日、ステージからどんな景色を見るだろう。去年出られなかった、Jr.の戦いに参加して。勝敗がはっきりと決まってしまう、この夏を過ごす君は、ステージで何を想うだろう。

いつも君の隣にいてくれた彼も、君がステージ端のドラムセットから見てきた大きな背中も、いない。君に与えられたのは、4人の後輩。

 

 

「全員がリーダー。一人一人が責任を持って、みんなで成長していく。」

君のチームのリーダーは決意をもってこの言葉を口にした。

 

君のチームには、“成功”“失敗”というはっきりとした指標がない。

ダンクを決めたら成功。

難易度の高いジャンプを決めたら成功。

縄にかかることなく技を決めたら成功。

クロバットを決めたら成功。

それならば、君のチームにとっての成功って、なんだろう。

 

 

出来ない自分に苛立つ子がいた。そんな彼を目の当たりにして、教える勇気を学んだ子がいた。彼の勇気は、苛立つ彼から「今年はガチで勝ちたい」と前向きな気持ちを引き出した。

 

誰よりも早く練習に参加する子がいた。経験者の君と、一緒にセッションを組むことになった子がいた。歴然とする実力の差に、合わない息に、かけられた「今ならメンバーチェンジもできる」の声に、君は「どうする?」と笑って聞いた。彼は、君に笑顔を向けた。不器用な君と、不器用な彼の、精一杯の“冗談”がそこにはあった。彼は、いつも笑顔を忘れない強さを持った。

 

 

 

「自分の壁乗り越えて 迎えた今日 チャンスの幕が開く」

 

君を中心としたドラムのセッションをするとの発表に、君は、「やばい」「一気に緊張してきた」と口走った。その顔から溢れる笑顔は「嬉しい」と言っているようで、いつもと変わらない君の笑顔はファンカッションが“勝負”のための“競技”であることを忘れさせたようだった。

 

先輩の君とみんなとの距離感は、君の不器用な優しさを掻き消したこともあった。時にそれは、勘違いさせてしまうこともあったかもしれないけれど、君がみんなを見守る目の温かさも、ふとした仕草も、ずっと見守ってきた私たちには十分すぎるほど、伝わってるよ。

 

「この競技は他の人より練習できる競技。長い期間だけど、自分との戦いだと思う。」

最年長の君は、メンバーに向けてではなく、カメラにそう語った。これを実現することがチーム者の“成功”なのかもしれない。

 

「全員がリーダー。一人一人が責任を持って、みんなで成長していく。」

リーダーは、もしかしたら分かっていたのかもしれないね。君たちのチームは、みんなで成長することで、他のチームに劣ることのない素晴らしい空気感を生み出すことを。目には見えないその強さが、チーム者にとって最大の武器になるかもしれないことを。

 

 

 

「あきらめた日もある だけどアンコールがどこかで聞こえた」

 

始まりがあるものには、終わりがある。幕が開けば、幕は閉じる。

相手のチームが勝てば、君たちのチームは負ける。

 

「夢は汗の中に芽を出してずっと待っている いつかきっと願い叶うまで」

 

優勝というこの夏の“夢”を叶えるためにも、

君たちに与えられた18公演を、勝つことが出来たならばより多くの公演を、誰よりも君たちに大切にしてほしい。

 

それが、初日を迎える君たちへの一番の願いです。

 

 

 

 

 

なんてポエマー気取りで文字を連ねながらも心の中では、ね!はぎちゃん!!!ステージに上がるときはスティック持つんだよ!?靴の色間違えちゃだめだよ!?衣装もちゃんと着るんだよ!?スティックが折れたら、MCで「折れたー!!!」って報告する前にその日のメンバーは話を聞いてくれる人がいる公演かどうか(vs我、vs覇はOK、vs武は絶対にNG)をまず考えるんだよ!?!?バナナはお菓子に入らないからね!!!!!そんな、わが子を初めての修学旅行に送り出す親のような気分でいます。

 

さて、チーム者の「初日」!

怪我をすることはきっとないだろうけれど、怪我にだけは本当に気を付けて!最後まで全力疾走で!シャッ!シャッ!シャシャシャーッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

(BGM:「初日」/AKB48チームB)